ぎこちない踊り、意味のない歌詞、ロボットみたいな日本人バックダンサーという意味不明さが原因だそうだ。
真顔あるいは、仮面のような作り笑顔の日本人はアメリカ映画や音楽ビデオにたまに登場する。
Gwen StefaniがHarajuku Girlsを従えてソロ作品を発表した時も、「人種差別的だ」と批判された。
今回のAvrilのビデオも人種差別的だと批判されている。
しかし、AvrilもGwenも日本の原宿・渋谷文化が大好きだということは、本人たちの弁解を聞かずしても分かる。
アメリカ人にとって、日本人はどうみられているのだろうか。
映画「Kill Bill」のGo Go Yubari、菊池凜子演じるの多くの役、Harajuku Girls。
彼らの特徴は表情をあまり変えず、おとなしく、どちらかといえば従順な感じだろうか。
列があれば列に並ぶし、人ごみでも押し合うことはなく、待てと言われればいくらでも待つ。
そういう感じだろうか。
そういう無表情で、おとなしく、従順な人種像を究極化した形がHarajuku Girlsであり、Avrilのビデオのバックダンサーなのだと思う。
もちろんその中では原宿文化が取り上げられており、Avrilの場合はハローキティが特集されているが、それは本稿の趣旨ではないので、またの機会に。
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